御香 - 花心（はなこころ）｜山野草祭壇、葬儀の企画運営

葬儀における香や炎は、心を安らげるだけではなく、場を清めたり仏様を供養する役割を持つもので、特に仏教葬では重要なものと言えます。花心では、ご葬儀に使用するお線香・お焼香・蝋燭についても吟味を重ね、最上のものをご提案しています。すべて自然素材から作られたものですので、喘息やアレルギーの方にもご安心いただけます。

: 「松榮堂」は、京都に宝永二年から続く老舗。「正覚」は、その松榮堂が取り扱う線香の中でも最高級品で、古来より珍重される香木「伽羅」のみを用いた気品高く典雅な香りが特徴です。花心のご葬儀では、開式前に必ず「正覚」を焚いております。極上の香りに包まれる中で、ゆったりと故人様との想い出を回想していただければ幸いです。
: お焼香は、香りで仏様を供養するかたちとしては、最も長い歴史を持つ営みです。花心のご葬儀では、松榮堂「蘭奢香」を用いています。吟味された原料を使い、古来の製法を守って調製されているお香です。
: パラフィン蝋燭が主流の現在、和蝋燭は葬儀・仏事でも使用されることはまれですが、花心では、大正三年創業、近江「大與」による滋賀県伝統工芸品の和蝋燭を採用しています。三代目大西氏が今もなお伝統の原料と製法にこだわり、手掛けの「櫨蝋」で心を込めて作っている蝋燭です。櫨だけで作られた蝋燭は油煙がほとんどなく、炎は上品にゆったりと揺らぎます。心静かに故人様に思いを馳せてください。