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ホタルの住む環境

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山梨県の身延までホタル観賞に出かけてきました。

去年と比べるとたくさんのホタルが歓迎してくれました。

東京生まれ、東京育ちの私にとって、自然繁殖のホタルを見るのは
去年が初めてのできごとです。


とても幻想的で


やわらかい光で


“ほわ”っと飛ぶ姿は、


見る人の心をとても癒してくれます。
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ホタルは、澄んだ空気と湿度の高い水辺を好む生物です。
川面やたんぼの水面からは、人の目には見えない水分の蒸発があるため、その近くではホタルが多く飛んでいます。
湿度の高い梅雨の時期にホタルが出現するのも、その生態ゆえです。

夜の9時以降の時間帯は草に止まって、交尾状態に入っているそうです。

ホタルはオスとメスが光で交信するために、ホタルが飛べる暗い場所があることが大切です。
ホタルの飛ぶ時期には、その近くの街灯に覆いをかぶせるなどして、光が当たらない工夫がされているのはそのためです。

ゲンジボタルのオスは、同時発光を繰り返しながら集団をつくって飛び交うので、
飛び回っているもののほとんどがオスなんだとか。

メスは、卵を産みやすいコケなどが生えている水辺の草むらなどにじっとひそんでいるため
通常みつけるのはむずかしいみたいですが、ちょっと草むらを揺らしてみると、光を出してくれるので
メスを見つけることができるそうです。


そういった生態を調べると、せっかく卵を産もうとじっとしているところを揺らしたりするのは・・ためらってしまいますね。


今年でホタル観賞は2年目でしたが、時期的に去年より多く飛んでいただけで、実際は
ホタルの数は減ってきているのだと地元の方が話してくれました。


この身延のホタルの地域には田んぼがあり、夜はアマガエルが合掌し、ほうねんえびが
泳いでいる素敵な環境です。
こういった場所がないとホタルは生息できません。


東京はとっても便利な街ですが、自然は本当に少ないですよね。
疲れた都会人が田舎暮らしにあこがれるように、自然の中には癒してくれる生物がたくさんいます。

少しずつでも、東京にもホタルの住める環境づくりをすることができたら、
私たち人間にとっても
動植物たちにとっても、
なにより地球にとっても
いい環境になるのだろうと思っています。

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